学校推薦型選抜は公募制推薦と指定校推薦の2種類がある

学校推薦型選抜は公募制推薦と指定校推薦の2種類がある

大学の入試にはいくつか種類がありますが、学校推薦型選抜には公募型と指定校型の2つのタイプがあります。
公募型は大学の出願条件を満たし、かつ学校長の推薦があれば受験できますが、指定校型の場合は大学が指定した高校の生徒に限定して出願資格があり、かつ枠が決められているため校内選抜を勝ち抜く必要があります。
また公募制には一般選抜と特別推薦選抜があり、スポーツや文化活動で活躍した実績があれば特別推薦の対象になります。
学校推薦型選抜は出願条件として一定の評定平均を条件とするのが一般的です。
評定平均とは全科目の5段階成績を足して科目数で割った数値で、高校3年間でどれだけ真面目に勉強に取り組んでいたかが分かります。
推薦が決定したら書類選考、面接、小論文で選考されるのが一般的ですが大学によっては学力試験があります。
公募制と指定校制のスケジュールですが、公募制の出願期間は11月1日以降で選考は11月、合格発表は12月、指定校制は校内選考が7月から10月頃で、11月に出願と選考がおこなわれ、12月頃に合格発表というのが一般的です。

学校推薦型には公募制推薦と指定校制がある

大学の入試において学校推薦型とは学校長の推薦を必要とする入試のことです。
学力重視の一般入試、大学の求める人間像とマッチするかどうかを試される総合型選抜と違い、日頃の努力や学校生活の態度、課外活動への取り組みを学校側が総合的に判断して推薦するかどうかが決まります。
出願条件として評定平均値を求められるのが一般的で、ある程度の学力を求められます。
学校推薦型には大きく分けて指定校制と公募制推薦の2つがあります。
指定校制は大学側が高校を個別に指定して募集する制度で、特定の高校の生徒のみが推薦されます。
これに対し公募制推薦はどの高校の生徒でも出願できるので、一般から広く生徒を募集します。
国立大学は基本的に公募制ですが公立大学では指定校正の学校もあり、私立大学は両方を導入しています。
学校推薦型の場合は出願条件として高校3年間に履修した全科目の評定平均が一定以上であることを求められるのが一般的ですが、加えて学習成績概評の提出を求める大学もあります。
出願できたら小論文と面接で合否が決まりますが、指定校制の場合は学内選抜を通ればよほどのことがない限り合格となります。

学校推薦型に関する情報サイト
学校推薦型選抜について

このサイトでは、大学に入学をする前に誰もが経験をする入試について解説をしていきます。入試と一言にいっても、大きく分けて2つのパターンに分類をされているものです。まず学校推薦型というものがあり、一般的には推薦入試と呼ばれるものです。もうひとつが一般試験で、これは生徒自身が願書を提出して指定の教科のテストを受けるものとなります。ここでは前者の推薦スタイルについて知ってきたいポイントを見ていくことにしましょう。

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